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Around Everyday Life

Nov 4, 2017

Leica M8 Summitar 5cm f2, Book 2017

鈴木一志

読書の習慣を取り戻しつつあり、先日もブックデザイナー鈴木一志さんの「鈴木一志の生活と意見」というエッセー集を読了。
2007年からの色々なところに書かれたエッセーを集めたもので、生活の中で出会ったひとつの事柄とまた別の事が結びつく文章運びが素敵でした。
僕自身、普段の仕事でモヤモヤ感じることを、的確に文章化されていて、すっかり魅了されてしましました。
恵文社で出会い買った本で、久しぶりにカバーをつけてもらいました。
このカバーは、紙が柔らかく、肌触りが絶妙で、紙のいい匂いがします。
Kindleや電子書籍が当たり前になっている現在なので、本やブックカバーによるアナログな読書体験には、本の中身だけでなく、手触りや匂いといった部分も重要な気がします。

iPhone7 Plus

おとうさん、だいじょうぶ日記

昼休みに本屋をうろうろしていたところ、気になり買いました。僕にとって、ブログのお手本は「ダカフェ日記」でステキな写真+絶妙な一言は長らくマネしてたし、カメラ・レンズ選びも参考にしてました。妻のことを「ヨメ」と言うスタイルもダカフェあってこそ。「ダカフェ日記」は今見ても、写真・コメントどちらもステキで、面白いです。
おとうさん、だいじょうぶ日記」もブログを書籍化したものらしいです。ブログを始めて一年ほどで書籍化とかスゴイ。
ダカフェ日記と雰囲気や写真のテイストはだいぶ違いますが、日常のできごとを面白く、ハートウォーミングな感じで切り出している点は共通しているように思います。
僕自身も最近再びブログを書いてますが、もっと読んで楽しいようなことを書かないとダメだなぁと反省しました。

著者の加瀬さんは写真家らしいのですが、何よりお子さんや奥さん、奥さんのお母さんとのエピソードが面白すぎます。
奥さんが加瀬さんに「小さなしあわせ見つけるの上手いな」と言う話があるのですが、加瀬さんは本当に日常の小さなできごとをすくい取って、伝えるのが上手いのです。
誰の身にも起こりそうな日常のできごとを、特に美化したり盛ることなく、でも面白く伝えるのって才能ですよね。
僕にも同じように面白いことが日々起こっているのかもしれないですが、なかなか加瀬さんのようにはまとめられません。
加瀬さんのように読んでくれた人を楽しませるブログを目標に、書いていきたいと思います。

iPhone7 Plus
Leica M8 Nokton 50mm F1.1, Home 2017

川島小鳥

少し前のことになりますが美術手帖の写真家「川島小鳥」特集を読みました。「未来ちゃん」や「明星」とかが有名な川島さん。
撮る写真がステキなのはもちろんですが、今回「どうしてそういう写真を撮っているのか」ということまで言及されてたのが面白かったです。
「普段生きているなかで、漠然とこうだったらいいな、とか、ここが変だなーとか思っているとこがあって、それを表現できる被写体に出会ったときに、作品が作れるかも」
「普通に生きているなかで見られる世界しかなかったら、現実はすごく息苦しいと思うんです。写真はそこからズレる体験を生み出せるし、自分もそういうものを作りたい。」

はじめは川島さんと僕(趣味ですが)は全然違う動機で写真を撮っているなぁと思いました。僕は演出するとか、何か表現したくて撮るというよりも、その時感動したものや、感じたものを残したくて撮ることが多いので。
でも、写真で撮るということは、写すものと写さないものを決めて、見せたいものと見せたくないものに分けることになります。ので、現実を撮っているようでも、結局は自分が理想とする世界にフォーカスして撮ることになるのです。
僕も無意識のうちに、川島さんと同じように(技術とかレベルは違っても)、写真の中に理想の絵を作り上げようとしているのかもしれません。
ちょっと真面目に考え、語ってしまいました。作り手の意思や作品の向こうにある思いを読んだり聞いたりすると、とても感化され、刺激を受けますね。久しぶりに美術手帖を買いましたが、とても面白かったです。

iPhone7Plus

2011.10.17

秋の読書


秋だからという訳ではないですが、最近読んだ小説を。
と言っても本屋の一番前にあるようなのばかりですが。
まずは東野圭吾の最新作「マスカレードホテル」。
やっぱ東野圭吾はスゴい!もうそのままドラマ化されちゃいそうなくらい、スゴい描写!

しかし!よりスゴかったのがこれ、高野和明の「ジェノサイド」。
高野和明、この人初めて読んだんですが、スゴい壮大な物語だけど全然破綻してるとこがなくて、一気に読んでしまいます。いやぁ、これはホントオススメ!

結構、ボリュームがあったんですけど、夜な夜な取り付かれたように読んでしまいました。
さあ次は何読もうかな〜

2011.7.2

イームズハウス


BRUTUSがイームズハウス特集を出していたので即買いした。
イームズハウスとは伝説のデザイナー チャールズ&レイ・イームズ夫妻の家。
僕が理想、目標に掲げ尊敬する本当にステキな家。

外見上、必要なものもいらないように隠してしまってキレイに見せるのがまあ普通だと思うのですが、それってやっぱり普段の生活では不便そうだし、神経質に取り繕っている感じが僕は好きではありません。
その点、イームズ夫妻の家はとにかく物が多く、たくさんのものが見えるように置かれている!
これだけたくさんの物がありながら、でもセンス良く魅力的に見えるのって本当にスゴいことだと思うのです。
目指せイームズハウス!

2010.10.31

恵文社の本が出た

恵文社の本が出た
最近、恵文社の本が出ました。
恵文社は僕が一乗寺に住んでいる理由とも言えそうな、ステキな本屋。
どんどん、どんどん有名になっていってますが、ついに本まで出てしまいました。
で、その本がジュンク堂とかの大手の本屋さんにもいっぱい並んでいる。
いやぁかっこいい。
すごいローカルなのに日本中に向かって発信してるようで、かっこいい。
昨日、恵文社に行って恵文社で買ってきました!
内容も見慣れた景色がきれいな写真になっていて、楽しい。
天地明察
恵文社とは関係ないですが、遅れて最近読んだ小説「天地明察」。
江戸時代が舞台の小説ですが、じんわり感動させられてよかったです。
「かたじけない」的な江戸時代とかの言葉というか気持ちって、なんか純粋でいいなぁ。

2010.7.8

読書中

読書中
東野圭吾の新作「プラチナ・データー」を読んでます。
ちょっとSFチックな近未来設定が面白そうで買いました。
うむうむ。あと約半分。

2010.4.25

あこがれの

あこがれの
あこがれのアートディレクター 佐野 研二郎さんの初の著書「思考のダイエット」を読みました。
佐野さんの仕事の進め方、アイデアの考え方が詰まった、刺激的な本。
「シンプル・ボールド・クリア」を合い言葉に進められる、余分なものを削ぎ落とし、核心を相手にしっかり伝えるための思考法がカジュアルに語られている、わかりやすくも刺激的な本で読み終わった後、「明日からまたがんばろう」と思えました。

こっそり今年の目標

今年の目標
公にはしていませんが、今年の目標のひとつに「ネット上で本屋を作りたい」というのがあります。
もちろん自分で在庫を持ったりはできないので、Amazon APIを使ってのお店になるとは思いますが、そのまず第一歩として自分の読んだ本の感想を一応書いていこうかなぁと。
ヤフートピックスの作り方
で、最近読んだ「ヤフートピックスの作り方」です。
ヤフトピってタイトルのまとめ方がスゴいですよね。異様に短い。でもわかりやすい。
そして何と言っても今や、日本のインターネット界で最も良く見られているところ。
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2010.3.19

逃避読書

夕日の賀茂川の木々
結婚式の準備をアレコレしなきゃいけないんだけど、なんだかエンジンかからず小説をたくさん読む。
「ミッキーマウスの憂鬱」と彼女から借りた「パラレルワールドラブストーリー」を読んだ。
あぁ。やっぱり東野圭吾って天才。

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